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2009年9月26日(土) 19:05

ハイサイドも試験すべき

 光ゲートドライバーには細い配線をハンダ付けし、送光側にテープでしっかり仮止め。

 330Ωに換装した抵抗も、エポキシで埋めてある。

 IGBTはハイサイドだけでなくローサイドも配線引き出しての仮接続。ハイサイドは5.8V電源との接続があって実装の自由度が低い。先にローサイドを正式設置してしまうと、更に実装の自由が奪われる。

 ゲートドライバーは送光側にくっつけねばならないため、ゲートドライブの配線を引っ張り回す羽目になる。試験の準備だけで非常に面倒臭い。だから「ちゃんと動くはず」の場合はなかなか試験を行う気になれない。
 だが、ローサイドに誤算・想定外が多発した以上、ハイサイドも試験せざるを得ない。試験せず結果的にちゃんと動いても、実はそれ運が良かっただけだとか偶然だったという可能性が・・・

 放電回路を車体に設置し、配線を相互に接続あるいはハンダ付け。ひたすら面倒臭い。試験対象は第1段だけだってのに。

 ハイサイドのIGBTに加わる電圧は、放電が進行するコンデンサーとローサイドIGBTの電位によって決まる。特にローサイドのIGBTがスイッチング過程に入った場合の負担が読めない。ローサイドがターンオンすると、ローサイドのIGBTに加わる電圧は減少する。つまり、ハイサイドの方は増加する。

 ハイサイドは自身のターンオフだけでなく、ローサイドのスイッチングでも dv/dt に要注意でありローサイドと条件が異なる。適正なゲート抵抗の値などは波形を実測するまでは決められない。

written by higashino [コイルガン戦車 1/24] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]

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