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2009年10月6日(火) 21:04

破壊原因は不明

 ゲート電位の変化を見ると、4Vから2Vまでほぼ100μ秒で低下している。70μFを2Ωの抵抗で放電させると、ほぼ同一の減り具合になる。これは非常に厄介な話で、ゲート電位の急降下を説明できる仮説がなかなか浮かばない。

 まず、最初IGBTゲートに取り付けた抵抗R2は51Ωだった。回路図の100Ωというのは2並列前提であり現状の4並列ユニットでは半分になる。さて、R2を除去してもゲート電位の低下は似たようなものだった。また、シミュレーションにおける2Ωという値はR2より遙かに小さい。このことは、ゲート電位の急降下がIGBT依存ではなくゲートドライバーの内部問題であることを強く示唆する。K1334のON抵抗が数Ωであり、J186だけがONになるべきときにK1334までONになっていると考えると数値的には辻褄が合う。

 ところが、テスターで光ゲートドライバーを調べても、K1334は700〜800Ωをキープしている。また、急降下するゲート電位もターンオンやターンオフでは変化が緩やかになる。K1334がONになっているのであれば、ゲート電位はお構いなしに変化し続けるはずだ。

 つまりゲートドライバー内要因とIGBT側要因の両方が考えられ、それらが互いに矛盾しているのだ。

 一体どのように考えたら良いのか?

 回路図はあくまで設計に過ぎず、実際の回路がその通りに組み上がっている保証はない。可能性の1つとして、光ゲートドライバー内パーツの一部がIGBT側と不十分に接触していることが考えられる。
 それによってIGBT電流の大小がK1334の状態に影響を及ぼしていたり、放電時に5.8V電源に漏電したりしたのではないか?

 回路図だけ幾ら眺めても、右端の5.8V電源に落雷する理由は分からない。写真は落雷によって焦げた抵抗だ。回路図にはないが、D5の手前に電流制限用として挿入してあった。

written by higashino [コイルガン戦車 1/24] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(4)] [TB(0)]

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Comments

『タイトルなし』

TPS601Aにコレクタ電流の制限抵抗が無いような…

TPS601Aのコレクタ電流 -> 2SC1623のベース電流としてほぼショートで放電してそうです

written by 通りすがり

『確かに無制限なんだけど』

601Aのコレクター電流は50mAまでしか流せない訳なのですが、そもそもそれだけ強力な光を当てるのは無理ということで電流制限していなかったはず。
レーザーポインターを直射しても全然足りなくて、もとはコレクター電流が不足しまくってるのをどうするか?という方の悩みが大きかったです。

written by IDK

『逆起電力で高電圧が』

コイルが逆起電力を発生している間はD3のアノードにはマイナス数百ボルトが加わりますよね。
するとC1623のエミッタ(100μFの片側)もその電圧に引っ張られるので、D5経由でかなりの電流が流れるのではないかと思うのですがいかがでしょうか?

written by GAMA

『残念』

マイナス数百Vなんてことにならないです。
しかしいいセン突いてます。
解答編は10月8日をどうぞ。

written by IDK

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