Darkside(https対応しました)

2009年10月14日(水) 19:42

発振の原因

 放電シーケンスは、第1段関係以外の信号をPICから送り出さないようにしている。2段目以降はIGBTのみならずコイルも接続していないため、信号を送ろうが送るまいが関係ないはずだ。それでも思わぬ落とし穴があるかもしれない。
 しかし、純粋に第一段だけで実験しているのに、謎の振動が発生する。それ以外は、ハイサイドのターンオフこそ遅いが一応動いている。

 そこで、第1段だけでシミュレーションやってみた。
 緑がコンデンサー電圧。青がハイサイドのソース。両者の差が、ハイサイドIGBTに加わる電位差となる。
 赤はローサイドIGBTに加わる電圧。

 注目は、水色のコイル電流。実測波形と照らし合わせると、異常振動が発生しているのはコイル電流の回収が完了した瞬間の可能性が高い。

 シミュレーションにおいては、コイル電流が消え去ると単純にコンデンサー残存電圧をローサイドとハイサイドで2分割分担することになっている。そうか!
 実際の回路では、50-50 の負担ではなくどっちが負担するかを巡って落ち着かず、振動が発生しているのだ。ローサイドには5.1KΩのプルダウン抵抗があるため、最終的にはローサイドが0Vでハイサイドが全部という負担割合に落ち着く。しかし落ち着くまでの間に振動する。

 コイル電流が停止する直前にローサイドを再度ONにすれば振動は発生しないように思われる。しかし実射ではパチンコ玉の存在によりコイルのインダクタンスが変化し、コイル電流が停止するタイミングも変化する。毎回全く同じように変化するなら良いが、弾速はバラつく。

 ハイサイドIGBTにスナバ回路を入れるといいかもしれない。本当は単純な小容量コンデンサーで済むはずだが、瞬間的な大電流がIGBTに供給されないよう抵抗も直列しておこうか、って感じだ。

written by higashino [コイルガン戦車 1/24] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(2)] [TB(0)]

この記事へのトラックバックPingURL

Comments

『ターンオフ』

ターンオフが遅い件は, スピードアップコンデンサとか試してみるとよいかもです

written by 通りすがり

『なるほど』

ハイサイド光ゲートドライバーの出力抵抗に並列接続するだけなので、手軽に試せそうですね。
組み立てながらやってみましょう。

written by IDK

TrackBacks

Darkside(https対応しました)

Generated by MySketch GE 1.4.1

Remodelling origin is MySketch 2.7.4