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2009年10月16日(金) 20:52
ローサイドも振動が消え去ってはいないものの、大幅に減少した。ハイサイドと電圧を分け合ってるだけなので、ハイサイドを安定させればローサイドも安定する。

コイル電流の回生が完了した直後の波形を拡大。IGBTは完全にになった後なので、この程度ならスナバを入れなくても大丈夫だろう。入れてもいいんだけど、実装空間との兼ね合いになる。

取り敢えず330Vフルチャージからの放電でIGBTが壊れなくなったので、改訂版の回路図をまとめてみる。
5.8V電源は6.4V前後に調整するのが良さそうだ。これは、関係するパーツやコイルの定数で最適電圧が変化するようなので、実際に製作してから調整するしかない。要するに、C2が5V強で充電されるように合わせるわけだ。
光ゲートドライバーは入手が困難になった J186 の代わりに J179 を使う前提。J244
でもいいだろう。スイッチングが若干遅くなるが思い切り誤差の範囲内で影響は無いと思われる(などと書いてると新造ドライバーでIGBTが壊れたりするから現実は怖いのだが)。
第1段ハイサイドには、これまでの実験に使った唯一の生き残りを配備。新造は第4段ハイサイドに使う予定。

回生型回路は机上で頭使うだけでも思い付くだろう。しかし、現実の回路が正常動作するためには、あちこちに配慮が必要となる。それらは実際に作ってみなければ分からない。それこそがノウハウということだ。
スピードアップコンデンサーをC4に入れると、ハイサイドのターンオフが高速化出来るかもしれない。しかし、dv/dt 制限は守らねばならないためオシロで確認しつつ注意深く作業する必要がある。高速になり過ぎて破壊されるかもしれない。そう考えると、遅いけど別に壊れてはいない現状に手を加えないというのも1つのやり方だ。
PICからローサイド信号を送り出すもう3列のコネクターを作り直す。新しいピンヘッドに330Ωの抵抗を接続。以前はこれは1KΩだったために、IGBTのゲートドライブが遅かった。
また、送光側LEDに被せてあったアダプターを除去。どうせ光ファイバーは新たに切り出さねばならない。
written by higashino [コイルガン戦車 1/24] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]
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