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2009年11月3日(火) 18:11
大変なことになった。第1段は何度も放電を行って無事だったので、すっかり油断していた。エポキシでしっかりと固められていて、第1段ハイサイドなど今更交換不可能だ!
そう思ったが、選択の余地がないので破壊活動を行った。想像よりは楽に破壊出来た。絶縁のため要所に挟んだプラスチック板は、特に強度が自慢の製品ではない。ごく普通の平凡なプラスチックであり、簡単に割れる。そのため、エポキシだけで固めたユニットより遙かにバラし易い。 一面ではメリットだが、主砲コイルもこのプラスチック板で合体してるから注意を要する。
エポキシ同士で固められた光ゲートドライバー等は、再利用出来そうにない。だが、光ゲートドライバーは以前3ユニット作った残りがある。
嫌気がさす前に一気にやっちまえと、ユニットを作り直す。
IGBTは6並列に増大させる。4並列でも何度かは射撃出来たので定格ギリギリだったということ。だから6並列にすれば確実に大丈夫だろう。 これにより動作を保証した上で、スピードアップコンデンサーを試してみよう。第1段ハイサイドにはターンオフが遅過ぎるという問題が残っており、一応動いているんだからと放置して先に進んだ。これまでの実験から、壊れた原因はターンオフ時の I2t しか考えられない。 これだけターンオフが遅いと I2t で破壊されてもおかしくないのにと疑問を抱きつつ、先に進んだ。それが悪かったということだ。
光ゲートドライバーには受光用の 601A を取り付け、アダプターもサクっとハンダ付けして新品を製作。
放電回路からハイサイドを引っ張り出し、IGBTを外部設置。
ゲートドライブは第3段同様に 18Ωの2本直列でスピードアップ用は0.01μFだ。この容量のものが手持ちに無かったので、コッククロッフト用に昔買った耐圧2000Vの大袈裟な奴を採用。
放電回路が完成したと喜んだとたん壊れやがったのは辛いが、ハイサイドだけターンオフが遅い件は唯一の心残りだった訳でこの機会に解決してしまえば安心して先に進める。
written by higashino [コイルガン戦車 1/24] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]
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