Darkside(https対応しました)

2010年6月16日(水) 21:29

GT10G131

 全く発射されなかったのはPICプログラムがおかしかっただけで、発射シーケンスが殺してあっただけだった。
 半年前に実験のためあれこれ部分修正したプログラムが残っていて、今となってはどこに手が加わってるか全体をチェックし直さねばならないという厄介な状態。

 プログラムを直してもコンデンサー充電器は動きっ放しだし、発射してもパチンコ玉は1ミリぐらいピクっと動くだけ。だがコンデンサーは放電されているようだし、何度か繰り返した後でIGBTを確認したが破壊されてはいなかった。今回は先を急いでPICソケット周辺の確認が手抜きだ。
 順番にじっくり確認すれば、どこがおかしいかも分かるだろう。いちおう以前はちゃんと動いたこともあるんだし。

 それに加えて嬉しい誤算が。GT10G131 がもう入手出来たのだ。仲介業者からロットの古い奴なら早く手にはいると聞いて、乗ったのである。これまで使っていた GT8G121 の左側に並べて撮影してみた。かなり体積が小さくなっており、多数並列する場合には空間を大きく節約出来る。

 足の幅が非常に狭いが、右の内部回路図で明らかなように使用時は束ねてハンダ付けすれば良い。従って、組み立ては何とかなりそうだ。
 ゲート電位保護ダイオードも内蔵されている。

 下図は、これまで使っていた GT8G121 との比較。飽和電圧が低いことで I2t による発熱が減少し、有利に働くと期待出来る。パッケージは小型化されたが、同一個数で単純置換しても大丈夫な確率はかなり高い。これでコイルガン戦車の発車試験も気楽になった。万一また壊れたら GT10G131 を試してみるか・・・って感じ。

GT8G121 GT10G131
耐電圧 400V
パルス耐電流 150A 200A
飽和電圧 3.5V@150A 2.3V@200A
ゲート電位 4.0〜6.0V
turn off dV/dt 不明 400V/μs
入力容量 3800pF 2800pF

 ゲート引き抜き抵抗は両者とも最低 51Ωが推奨されている。このコイルガン戦車では4並列あたり51Ωが適正との結論になっており、これは1個あたり約200Ωってことになる。データシート上はもっと抵抗を減らして高速な引き抜きが可能だが、そうすると turn off dV/dt 制限の方に引っ掛かる次第。turn off 速度と dV/dt の関係はコイルガンそれぞれで異なるため、オシロを使って実測せねばならない。サイリスタなど turn off 無しの素子を使ったコイルガンでは、そんなややこしいことを考慮しなくて良い。
 turn on は高速性が要求されないため、PICによるダイレクトドライブが可能な最大付近ということで 330Ωを設定してある。

written by higashino [コイルガン戦車 1/24] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]

この記事へのトラックバックPingURL

Comments

TrackBacks

Darkside(https対応しました)

Generated by MySketch GE 1.4.1

Remodelling origin is MySketch 2.7.4