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2010年6月22日(火) 21:18

ここが壊れるとは

 なぜ走行系が沈黙したのか?
 尾灯LED自体は生きているようなので、それをモニターにしてまずは最低限の確認を行う。無限ループで毎秒2回の点滅を行うプログラムを走行PICに書き込んで実行。

 すると、青い光が規則正しく点滅した。どうやらPICは生きている。特に過熱することもない。
 ここで気付いた。モーター駆動用のHブリッジが生きているかどうかも簡単に確かめられる。左右のキャタピラの速度と向きを設定すればHブリッジに適切な出力を行うルーチンがある。それを無限ループから直接呼び出せば良い。

 左キャタピラ低速前進・右キャラピラ低速後退、という組み合わせで出力すると、ちゃんと滑らかに動いた。次に前後逆に設定したプログラムをPICに書き込む。
 電波の受信とか無関係で、車体のみで電源を入れればモーターが動く。逆の動きも問題無し。つまり、走行用Hブリッジも健在だ。

 コンデンサー充電器の出力はおかしい可能性が残るが、基本機能はしっかり生きている。
 受信機との接続ピンとPIC間の導通も問題無しで、GNDと短絡している場所もない。

 まてよ、受信機側の出力がGNDと短絡している可能性はあるぞ。凄まじい短絡爆発だったので、強烈な誘導サージが発生したはずである。受信機の出力端子に入れてあったツェナダイオードが過負荷で焼けて短絡すれば、Lしか出力されなくなってしまう。

 調べると、写真下部に突き出している2系統の出力のうち、右側のピンがGNDと短絡していた。これが犯人だ。PICからすると正常幅のパルスが送られて来ないため、ノーコンと判定してフェイルセーフの完全沈黙動作に入っていたのだった。

 だが、このピンが壊れるとは大いに謎である。
 受信機とトリガーや砲塔動作の接続の方が配線が長く、しかも爆発の近くを通っている。誘導サージで破壊されたのであれば、そっちが先だ。
 走行系は見ての通り電磁シールドをしっかり施してあるし、爆発からも遠い。それが破壊されるとは納得出来ない。

 しかしアンテナ側から侵入したサージが犯人なら、5系統の出力のうち1系統だけ死ぬのはおかしい。訳分からないが、死んだタイミングが短絡爆発だったのは間違いないし、出力のうち1系統だけが死んだのも間違いない。

 受信機の出力はツェナで保護した上でホットボンドで埋めてある。そのため、ツェナを交換するのは非常に難しい。また、交換もしくは除去出来たとしてもそれで復活する保証はない。この1系統だけにツェナを破壊するほどのサージが侵入するとは考え難い。だから受信機内部の回路が壊れている確率も高い。
 そればかりではない。健在に見える残る4系統も劣化している可能性ありだ。

 受信機が壊れると厄介なので筐体を金属で覆ったりサージ対策をあれこれ施したのだが、モロな短絡事故によるサージには耐えきれなかった(泣)。
 もっとも、コイルガンの通常発射に伴うサージで破壊されては話にならないとして、明らかな事故のサージまでは耐えきれなくてもやむを得ない。

written by higashino [コイルガン戦車 1/24] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]

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