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2024年6月17日(月) 21:03
PIC16F1575 の実装を開始すると、想定回路図に問題があったと判明。修正した上で、現実に合わせた回路図がこれ。
まず、出力ピンとし使えないのがRA4と勘違いしていた。正しくはRA3だったので、SCLKがRA4を使用するように変更。 また、充電完了信号は基板上の配線の都合からRC0に変更済み。 その他の定数も、実使用したパーツのものに合わせてある。ただしシャント抵抗は0.1Ωに戻し、タイミングコンデンサーの容量を減らしてチョッパー周波数を上げる予定。現状ではチョッパー周波数が約2.6KHzと低いため、これを倍増させてもスイッチングロスは気にする必要がない。一方、周波数を倍増させると1発あたりの充電電荷を半減できるため、より繊細な制御ができるようになる。そのメリットが魅力的なのだ。
いざ制御を開始しようとすれば、MAX186 を正常に読めていることを確認するため液晶ディスプレイが必須と気付く。最終的には必要ないが、デバッグには必須だ。急遽RA0とRA2を使い、i2C接続を臨時設置。まずは液晶ディスプレイが表示できることから確認。
実はこれもトラブルが発生していて、欲張って MAX186 の取得値を表示させてみたら、何も表示されない。ピンアサインに問題があって MAX186 を読む中で無限ループになっていたのだ。 8ビットPICのソフトウェアSPIで MAX186 を読むこと自体はレーザー銃の電源系で動作実績があったので、そのプログラムを流用。
MAX186 からはソレっぽい値が返って来た。表示しているのはナマ値であって、電圧値には変換計算を行わねばならない。でも、0.1V単位として直読しても大半の場合は1V以下のズレしかない。 計算すると、この安物デジタルマルチメーターはかなり高精度に表示されている。ズレていても0.1Vとか0.2Vの範囲だ。ただし200V以上では精度が落ちる。
MAX186 を使った電圧取得は、300V以上になっても精度は落ちない。安物デジタルマルチメーターがどこまで使い物になる値を表示してくれるか興味深い。
written by higashino [コイルガン戦車 1/24] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]
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