Darkside(https対応しました) |
2018年5月30日(水) 22:59
新しい紙上構想には、あからさまな問題点は見られない。そこで、三度目の正直だとポリカーボネイト板に穴を開ける。
だが、すぐに作業忘れに気付いた。12ミリ穴を現物合わせ固定するために、外径12ミリの円柱が必要だ。アルミパイプは0.1ミリ太過ぎるため、削らねばならない。
だが、直径12.1ミリのアルミパイプの先端1センチぐらいを、直径12.0ミリに削る簡単な仕事・・・のはずがちっとも簡単ではない!
電動ヤスリで研磨したが、摩擦熱でアルミが持てないぐらい熱くなるのを何度も繰り返したが、いっこうにベアリングの12ミリに刺さらない。直径を0.1ミリ減らす。すなわち、表面を0.05ミリ削る。たったそれだけのことである。それも、素材はアルミという柔らかな金属であり、その先端1センチで十分なのだ。
それが、延々と作業しても終わらない。
六角レンチを削る計画も挫折したが、太過ぎるものを細くするのは想像を絶するほど面倒臭い。そういう作業を前提とした製作計画を立ててはならない、ということだ。
内径6ミリ・外径12ミリのフランジ無し中華ベアリングを買うのがベストだろう。6ミリシャフトに数個まとめて挿せば、12ミリシャフトに化ける。たかがそのていどのもの、東急ハンズとかの店頭で買えるのであれば良い。それが置いていないから、通販するハメになる。好き好んで実店舗を避けているわけじゃない。
その結果、素晴らしいものを発見して、飛びついてしまった。
見ての通りである。適切な長さに切断して組み合わせると、最高のサスアームの完成だ。ただし、ネジが切られていない部分の直径が6ミリを上回っていると悲惨。太過ぎるものを、細く削ることは現実的ではない。
六角頭を切り落として内径6ミリのベアリングに挿してみれば分かるが、その前に手っ取り早くノギスで外径を測定してみた。すると、想定外!
6ミリより太いか細いか、とかではなく外径が5.2ミリしかない!
このタイプのネジは、6ミリと書かれていてもそれはネジ部分が6ミリ規格ということに過ぎず、ネジが切られていない部分は遥かに細いのであった。つまり、全くの役立たず。買った意味は皆無(泣)。
まさに、うまそうなエサに食いついたカモになっちまった。
written by higashino [ドリル戦車] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]
Generated by MySketch GE 1.4.1
Remodelling origin is MySketch 2.7.4