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2018年8月4日(土) 21:29
欲しいものを製造できる手順が判明したので、あとは大量生産。 そう考えたのだが、それほど甘くなかった。
下準備としては、 1)ゲート端子に細く短い配線をハンダ付け。 2)ソース端子を充分にハンダメッキしておく。 3)太い配線を充分にハンダメッキしておく。 4)ゲート端子の配線をオートウェルドで固定。
という順番になる。 このうち、まずは1)と2)を大量生産しようと考えた。いずれも、全体加熱せず普通のハンダ付け作業である。熱が逃げるとハンダ付けが困難になるので、銅板に載せず木の板で作業する。
しかし、なかなかハンダが馴染んでくれない。もともと電極は1ミリ角ほどの極小なので、難易度が高い。それでもゲート配線を取りつけることができたので視認すると、至近のソース電極との間にハンダブリッジが出来ている可能性あり。
テスターで確認すると、無情にも短絡している。ブリッジを取り去ったつもりでも、短絡が解消しない。 泣く泣く配線を外し、ハンダを清掃する。念のため、その状態でテスターを使うと、まだ短絡したままだ。
ソースとドレインなら、正常状態でも短絡することはある。しかし、ゲートとソースやゲートとドレインが短絡することは、ありえない。あるとすれば、FETが壊れている。別のFETにテスターを使うと、ソースとゲートはちゃんと絶縁している。 その別のFETに対して作業を行い、ゲートに配線をハンダ付けした。テスターで改めて確認すると、ゲートとソースは短絡していないままだ。
つまり、左のFETは無事に作業完了し、右のFETは壊れている可能性大。そう簡単に、作業は進まないようだ。
written by higashino [ドリル戦車] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]
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