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2011年10月15日(土) 20:11
MAX186 の基板に、外付けパーツと配線を取り付ける。 表面実装パーツは変換基板無しでは事実上使い物にならないので面積を食うが、それでも厚みは有利なので立体配線やるには便利なこともある。
工作を簡単にするため内部クロックと内部リファレンスを使いたいが、その場合VREFに外付けコンデンサーとダイオードが必要になる。電源ON/OFF時で電圧降下している期間の対策として必要なようだ。それじゃ工作の手間が増えるじゃないかと感じたが、実際には大した手間ではない。
コーセルの上に厚さ0.5ミリのポリカーボネイト板を接着して絶縁し、MAX186 を重ねる。 PICとのI/Oは5本に加え、AGND を独立で接続。オペアンプとの接続も5本だが、別に最下位セルをモニターする灰色の配線がある。
入力は6チャンネルで済むので、不要の2チャンネルは基板を切り欠いてコンデンサーとの干渉を回避。斜めに置いて全チャンネル生かすことは十分可能だし、ついでに気温測定ぐらいと考えていたこともあった。 だが、最小限の機能だけ実装するのでも想像以上に膨大な手間だと分かったので、余計なことは止める。
PICのソケットにジャンパーが挿してあるのに注意。PICに電源が来ると、そのままブザーに流れるようにしてみた。 これでキースイッチを入れると、無事にブザーが鳴った。ブザーは50KΩ以上あるので、PIC直結で問題ない。
ブザー脇のFETは、下流のデジタル系電源のスイッチ。 大電流のスイッチングを避けるため、今回はレーザードライバー電源のON/OFFは FETを使わず PAH350S24-48 のリモート端子に任せる。待機電流はゼロでないにしても、FETスイッチだってロスがある。並列して1ミリΩ前後までON抵抗を減らしても、40Aなら1.6ワットが無駄になる。 大したメリットがないなら、余計なパーツなど挟まない方がいい。
レーザードライバー制御のデジタル系の電源が切れると、自動的にレーザードライバー電源のリモート端子がOFFになるようフェイルセーフに設計する。そのうえで、緊急時はデジタル系をOFFにする。
written by higashino [ファイバーレーザー] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]
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