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2011年10月28日(金) 21:16
オペアンプの出力に150Ωを接続し、コンデンサーとローパスフィルターを形成させる。シミュレーターで確認すると、1μFだと10KHzがナマりまくってしまう。0.1μFなら位相遅れが出るものの、波形は少し小さくなるだけ。 0.1μFを実装し、実際どの程度のローパス効果が出るかをオシロで確認してみる。
R1の両側に、プローブをセットした。
黄色のCH1が、OP97の6番ピン直後。青いCH2が、R1を通過したあと。 10KHzよりも遥かに高周波の成分でも、シミュレーターの10KHzのごとく振幅が8割程度に小さくなっただけ。皮算用としては、100KHzすなわち10μ秒周期よりも小さなノイズなど綺麗に均されてしまうのを期待していた。 だが、僅かに振幅が小さくなったに過ぎず、ローパス効果など無きに等しい。これがアナログか。計算によるデジタル処理なら理屈通りに高周波成分は消えてくれるのだから、やっぱりアナログは面倒だ。
R1を通過すると確かに全般的な振幅は小さくなっているが、突発的な大ノイズは逆に振幅が大きくなる傾向にある。また、通常のノイズも余分な周波数成分が入り込んでいるようだ。黄色の波形は、「芯」が水平である。対する青い波形は、芯が安定していない。 これでは、部品点数を増やす意味が無い。
written by higashino [ファイバーレーザー] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]
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