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2011年11月18日(金) 20:59
発振器をバッグパックにする場合、光ファイバーが出ている側を上にせざるをえない。下にするのはハイリスクに過ぎる。 その場合、励起LDは下側に偏り、DC-DC コンバーターは上側への設置となる。低温のエアーを取り入れるには、下から上へとエアーを流したい。また励起LDよりコンバーターの方が高温に強いから、エアーが最初に励起LDを冷やすのが望ましい。その意味でもやはり、エアーは下から上に流すべきである。
ところが、現状では上から下へとエアーが流れてしまう。空冷ファンの向きがそうなっている。 よって、ファンの向きを変えて取り付け直す作業が、最低でも必要となる。 空冷ファンを取り外すと、内部のヒートシンクが意外な形をしていた。しかし、エアフローを考慮すればこれで合理的だ。
空冷ファンは、6センチのものが4個ピッタリと横並びしている。それが2段。つまり、12センチの空冷ファン2個に置換するのにいい感じのサイズ。
現状では24V0.15Aのファンが8並列なので、24V1.2Aとなる。一方で12Vのファンは、大食らいでゴキブリレーザーに不採用となったものでも0.9Aである。これを2直列すると、24V0.9Aで、むしろ省エネとなる。大型のファンほど風量を得易いので、性能も負けないだろう。 厚みは増すが、重量は取り付け器具次第で軽くなる可能性がある。
実際は2つのユニットに隙間があるため、エアーを無駄にしないためにはそれなりの工作が必要となるだろう。12センチへの換装が現実的かどうか、確認してみよう。
ユニットを合体させようとして、大失敗発覚。 側面保護のアルミアングルが、空冷ファン側の取り付け穴まで塞いでいた。
当然こんなことにならないよう、アルミアングルは短く切り詰めてから接着した。しかし、空冷ファンが付いている状態だとここのネジ穴周辺が確認し難く、大丈夫だと思った配置が大丈夫ではなかった。
1センチちょっと切ればいいので、ノコギリとペンチで何とかなりそうだが・・・
written by higashino [ファイバーレーザー] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]
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