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2012年3月21日(水) 21:16

絶望的作業

 種火共振部の発掘を進めてみる。
 遺跡の発掘は、こんな気分なのだろうか。いや、化石を掘り出している気分。

 何層にもファイバーが重なり合っていて、それらが謎の樹脂に埋まっている。ここからファイバーを破損させずに掘り出すのは、極めて難しい。

 中央には筒を半分にしたような窪みが並んでいて、ガラス管み見える物体が4つ寝ている。うち2つは、明らかにビームコンバイナーである。

 ファイバーが上になっている方のビームコンバイナーを取り外したが、統合後のファイバーが4センチほどのところで破損してしまった。
 これでは、融着接続機にセットするのは困難。接続機を加工せねばならないかもしれない。

 太さ0.2ミリぐらいのガラスである。樹脂に埋まったそんな1本を破損させずに掘り出すのは、絶望的な作業だと分かって来た。

 もう一方のビームコンバーナーは、掘り出しに完全失敗。統合後の単一ファイバーが完全に根元から折れてしまった。もはや流用は不可能だ。

 既存パーツの流用は・・・期待できない。
 ファイバーレーザー復活への道は、閉ざされようとしている。

written by higashino [ファイバーレーザー] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]

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