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2012年6月10日(日) 19:11

リポバッテリーの充電

 半端に放電が進み、セルあたりの電圧が3.8Vを少し上回る程度になった。まだ使用できるが、今のうちに充電を済ませてしまう。
 リチウム二次電池の充電は、定電流+定電圧が基本である。セルあたり4.2V、直列2セルなら8.4V。これを上回ってはならない。そこで、8.4V未満の場合は定電流で充電。ラジコンバッテリー用の充電器は、この電流値を設定できる。
 最大8Aだが、容量4500と小さめなので5Aに設定してある。

 出力不安定時には、異音を伴う。となれば、まずは音を出しているパーツから調査するのが自然である。ところが、どこから音が出ているのか良く分からない。パーツを特定できない。人間の耳は、そこまで区別して聞けない。

 よって、小型のコンデンサーマイクをパーツに接近させ、音を聞くのが良いと思われる。
 ところが、大型のマイクはあるがパーツ的小型マイクの手持ちが皆無なのを知って愕然。それぐらいどこかにあるだろうと思ったら、マジでどこにも無かった。
 つまり、わざわざ買出しだ。また秋月か。

 充電中電圧が8.4Vに達すると、充電電流が下がり始める。
 上段中央は充電開始からの時間。上段右端は、充電した容量mAhとなっている。充電開始時点からの追加容量なので、残容量の絶対値ではない。

 更に充電進行。
 0.1〜0.2Aの充電で8.4Vがキープできるようになったら、充電が終了する。

 リチウムは容量の80%までは短時間で充電できる、と良く言われる。8.4Vに達する前の定電流充電部分がこの80%に相当する。
 残る20%は充電電流が減少するため、時間が掛かる。
 80%充電で止めると、充電時間が短いし長期保管でも劣化を抑えられる。使用時間が短くなるのを容認すれば、いい運用となる。今回は、3本ともフル充電にするが。

 ラジコン用リポは安全回路を内蔵せず、素のセルが端子に直結されている。だから、ラジコン用の充電器を使うのが安全。

written by higashino [ファイバーレーザー] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]

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