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2012年10月22日(月) 21:06
最初の考えでは、34本の光ファイバーをバラした状態で整列させるつもりだった。 しかし、末端が何本かまとめて束ねられているため、その単位で引き回さないとやり難い。
3系統に大分類できるので、系統ごとにテープで止めて収拾をつける。
1箇所だけ融着箇所を切断したのが大失敗。
もつれそうになる光ファイバーを解いている作業で、この1本だけが長さが違い過ぎて厄介者となり仕方なく切った。 末端の方で数本束ねてある中で、この1本だけ長さが違うため不自然に曲がって折れそうになるのだ。しかしいざ切断して整列させると、長さがおかしい以外は正常だった。
切断したおかげで、この1本だけが極端に短くなってしまった。これ以外よりも1メートルは短い。融着できなくなるほどではないが、後の作業に大きな制約が加わるかもしれない。 光ファイバーの余りがなかり出そうなので、余ったのを融着し直せば良いかもしれない。ただ、融着によるエネルギーロスはゼロではないので、不必要な融着箇所は1つでも減らしたいのが本音。この問題は、コアの細いダブルクラッド部分では遥かに深刻となる。
1本を除くと、70センチの板部分など楽勝でハミ出すほど長い光ファイバーばかり。 励起LDに近い部分には、結構な長さがトグロを巻いているので、もともと2メートルぐらいのピッグテールが付いていたようだ。
単に長いだけの光ファイバーは、ほとんどロス要因にならない。扱い難いだけである。
ところで、光ファイバーは電磁パルスに強いと言われる。しかし、静電気は通すだろう。端にLDが付いているタイプだと、静電気でLDが壊れる可能性はありそうだ。 折れないことだけ注意していれば良い、のではないかもしれない。
written by higashino [ファイバーレーザー] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]
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