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2012年10月29日(月) 21:16

3分の1

 ベニヤ板に全く焦げ目を付けていない光ファイバーを選択し、同様の作業やってみる。
 しかし被覆除去でまた苦労&引っ張ってしまう。ストレス溜まり過ぎるうえに、壊す恐怖も常に感じるおっかない作業だ。

 切断したはいいが、被覆を除去した部分が殆ど残っていないように見える。
 だが、融着するときは遥かに難易度の高い作業を要する。トンネルの先が見えない。

 カメラで観察すると、丸いビームスポットが明確に見える。

 特に問題も違いも無さそうだが、パワーメーターでは何と48.3ミリワットしか出ていない。出力ほぼ3分の1である。明らかに、個体差とか切断の巧拙とかではない。充分な励起光が透過して来ていない。
 いや、もっと恐ろしい可能性もある。励起LDが劣化して、出力が低下しているという可能性だ。もしそうなら、レーザー銃製作のモチベーションは激減する。劣化があるなら、劣化していないLDだけで再構成し、低出力軽量のレーザー銃を作ることになろう。

 つまり、光ファイバーのロスなのか励起LDの劣化なのか、いずれが正しいかを最優先で確認する必要がある。そのため、光ファイバーを途中で切断し、光出力を調べる。

written by higashino [ファイバーレーザー] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]

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