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2012年11月27日(火) 21:12
FITEL純正カッターは、純正ホルダーと組み合わせると光ファイバーがコンマ数ミリ浮いてしまっている。実は純正といいつつ旧製品のカッターと最新のホルダーであり、この組み合わせはメーカーの対応表に含まれていない。
石英ファイバーの切断は微妙な仕様が要求されるようであり、太さの数倍も浮いていたのでは適切な力が加わらない可能性がある。 とはいえ、このカッターで数日前に0.03dBを出したのだが・・・
皮肉なことに、サードパーティー製カッターだと高さがピタリと合う。
切断の調子はこっちの方がもともと良かったので、今日はこれで切ってみる。
だが、今度は久しぶりにファイバーセット位置不良。レンズ付きヘッドランプでも、完璧な仕事は難しい。ヘッドランプの角度にクリックがあり、飛び飛びの数段階でしか位置が安定しない。最適な角度で固定できていない。
位置を合わせ直したが、端面不良。
念のためファイバー種類を変更し、上から4番目ではなくこれまで最も調子良かった2番目に戻してみる。だが、状況は全く同じ。 すなわち、融着できない原因は「切断の失敗」で間違いないということだ。
なぜここに来て急に、切断失敗が多発するようになったのか?
そういえば0.03dB出した時は、被覆を除去したファイバーを清掃するとき確かに以前から使ってる薬液を使った。しかし紙の方は、試しに1枚引っ張り出したプロツールのがまだ使えるので使った。 今回は180円の汎用品というのが問題かもしれない。しかし、汎用品でもここまで切断不良は多発していなかったはずだが・・・
written by higashino [ファイバーレーザー] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]
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