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2012年11月28日(水) 21:58
とんでもない根本的な錯誤に気付いた。
いま融着しようとしている光ファイバーは、シングルモードSMではなくマルチモードMMだった。 励起LD用なのだ。
さっそく設定を変える。 MMには選択肢が1つしかない。空欄には自前でパラメータをセットできると思われるが、その方法はトリセツ無しでは分からない。ひとまずFURUKAWAにしておく。
切断機の刃だが、住友のサイトで写真があった。この機種ではないが、刃の清掃として綿棒をモロに刃に当てていた。
自分はこれまで、刃の側面を撫で上げていた。 写真をマネて、綿棒を縦に2つに切りたいかのような動きでやってみる。
コアの欠けが僅かに感じられるが、昨日までとは嘘のように綺麗に切断できている。
そして放電されたときに驚いた。昨日までとは明らかに違う。放電時間が長いのだ。
肉眼で液晶モニターを見ると、融着位置に縦筋が感じ取れる。
しかし推定損失は0.00dBが出た。 マルチモードで正解だったようだ。
清掃用紙も薬液も、プロツールを使っていない。それで成功したのだから、本番に臨んでも大丈夫だろう。だが、他にも危惧している問題がある。試験融着では同じファイバーを切って、左右に使った。つまり、ファイバーのスペックは完全に同一だ。 ところが本番では、このファイバーとポンプコンバイナーを融着する。両者はたぶんメーカーが違うので、スペックもズレている。
written by higashino [ファイバーレーザー] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]
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