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2014年3月1日(土) 20:06
ネジを調達して、確認。 ポプコンバイナーの固定穴に、2.6ミリは太くて入らない。どうやら2ミリでないと無理なようだ。
光ファイバーを束ねて融着したのがコンバイナーであり、そこにはロスが存在する。多数が合流するだけ発熱も大きく、この筐体はヒートシンクを兼ねている。幅1センチ。 側面のシリアルナンバーは重要で、束ねたファイバー1本1本の効率を実測したデータシートが付いて来る。レーザーの世界では、一般的である。市販品と言いつつ、ハンドメイド的なところがある。
しかもこれは、実質ではなく本当の意味での特注品である。 ネット検索してもヒットしない、特別な仕様になっている。どこかで売っていないかと探し、どこにも売っていないのでメーカーと直接交渉して製造して貰った。あちこちに相談し、かろうじて1社だけが挑戦してくれた。 理論上は可能だが非常にシビアな仕様なので、汎用市販品としてはどこも作っていない。
この手の基幹パーツが極めて手に入り難いため、このサイトの記事を悪用して誰かがレーザー銃を作り犯罪に使う、などという心配はしていない。少なくとも、カード番号入れてボタン押して買えるところでないと無理だ、という人種には絶対に製作できない。 IPG社は、こういった基幹パーツを自社製造している。さすが、米軍のレーザー兵器メーカーだ。
written by higashino [ファイバーレーザー] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]
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