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2015年9月4日(金) 21:10
強化スリーブを熱収縮させる加熱装置は、中央部分が高熱になるよう調整されているようだ。 収縮が中央部から始まって徐々に両端へと収縮が波及するので、空気を抱え込み難くなっている。収縮すると透明度が上がり、冷えると白濁に戻る。 白濁したら床に貼り付いているので爪楊枝などで剥がし、取り出す。すぐ上に紙を敷いてあるので、そこに置く。
最後まで融着したら、紙ごと丸めて強化スリーブ部分を持ち上げ、PC実装だ。
さて、このブログでは永らくリンク切れが発生していた。スクリプトにバグがあるようで、左側に表示される記事一覧が正しいリンクになっていなかった。自作スクリプトではないため不具合調査は大変で、修正する余裕が無かった。 しかしこのたび無事にバグを突き止め、正常なリンクが表示されるようになった。これで、このブログの有用性も高まったと思う。何しろ自分からして、記憶の失せた情報を確認したい時に大変な不便を感じていたわけで (^_^;)
かなりの頻度で発生するのが、フォーカスエラー。
左右のファイバーがズレ過ぎている。 ファイバーの直径が0.125ミリなので、0.2ミリほどズレていただけで写真のような有様になる。見た目は正常にセットできていても、こうなる場合が多い。セットし直せば解消するが、ファイバーが欠ける可能性が高い。
大きく欠けて見える場合は放電を行わず、リセットして作業のやり直しである。 小さな欠けはそのまま融着しても、仕上がりは一見綺麗である。だが、コアが一部痩せて漏洩光が増大するかもしれない。果たしてどの程度まで許容範囲なのか、良く分からない。 68本もの融着は大変だが、それが済んでも実際に励起LDを光らせての試験をパスできるかどうか。山場はまだ先だ。
written by higashino [ファイバーレーザー] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]
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