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2015年9月21日(月) 19:08
IC温度計の配線を延長し、コネクターを取り付ける。 配線は、80センチぐらい引き回す。それぐらいであれば、温度測定用として問題にならないはず。市販の温度計でも、プローブが1メートルぐらいあるのは珍しくない。
コネクターは、写真の左下からA/D変換基板に接続。4つのコネクターが使用可能だが、挿入の楽な上向きタイプに手早く突っ込む。
A/D変換は8入力で、液晶画面にミリボルト値が表示されている。 上下とも4桁ずつ10進数。合計32桁なので、空白文字を入れる余地はなく見づらいが試験段階はこんなものだ。 4つのソケットの値は下段に表示される。何も接続されていない場合、A/Dコンバーターは0160前後の値を示すようだ。
今回温度計を差し込んだ値は、下段の右から2つ目に表示されたっぽい。 0260というのは、26.0℃を示す。温度計ICはLM35なので、10ミリボルトが1度で直読可能。
最低出力で、ナイトショットを使わずに明るい部屋で撮影。
赤外線は、ピンボケに写る。
赤外線にピントを合わせると、可視光がピンボケに写る。
可視光と975ナノメートルで、これほどまでにピント位置が異なるのは驚き。もちろん赤外線はピントが変わるのは知っていたが、想像以上にその差は大きい。
この後に最大出力で2分ほど連続動作させたところ、温度が10度上昇して36度になったので停止させた。やはり強制空冷しないと、連続発振させられない。 しかし、温度計ICが想定通りに働いていることは確認できた。 現状で最も温度的に危惧されるポンプコンバイナーも、手で触ると暖まっているのは分かるが危険を感じるような加熱ではない。
空冷ファンと水流で冷却されているラジエーターは、励起LD光を受け続けていたにも関わらず殆ど暖まっていない。ビームダンパーとして想定通りに機能している。
written by higashino [ファイバーレーザー] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]
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