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2015年10月11日(日) 20:50
緑の丸は、これまでに融着接続した場所。オレンジの丸は、これから融着接続しなければならない場所。そして、青い丸が、今回融着接続する場所だ。
モニター画面上で気泡の混入が疑われ、コアのレーザー光が散乱していることも確認できた。そのため、融着箇所を切断し、改めて融着し直した。端面不良が検出されたりフィードエラーが出たりして、難航した。
Y軸は綺麗だが、X軸は接続面が視認可能。推定損失も小さくはない。だが、気泡は視認できない。
それにしても、見易い。光ファイバーの太さ125μに対し、10μしかないコアが太く映り、しかもコアとクラッドの輝度が全く異なる。光ファイバーという特殊な被写体の光学観測の手法が確立されている。 こういうのを見るだけでも、融着接続機の自作などありえない。
融着し直す前と、推定損失は同じ。 だが今回は、照準用LD光の漏れが全く視認できない。
やはり、気泡が入ったのは事実だったと思われる。
融着接続機のモニターが有用な情報を与えてくれることが確認できただけでなく、照準用LDの有用さも裏付けできた。そこで、照準用LDを更に活用することにした。
PCの出力ファイバー同士を暫定的に融着することで、OCの融着も照準用LDを利用して仕上がりの確認をできるようにする。
written by higashino [ファイバーレーザー] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]
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