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2015年10月14日(水) 21:36
デリバリーファイバーの内部には樹脂チューブが通っていて、その中に光ファイバーとエナメル線が走っている。
エナメル線は、先端の電気接点に接続されており、交換レンズのインターロックになっている。本来の用途は、レンズが外れている場合にレーザーが放出されないようにするためだ。それを、レーザー銃のトリガー配線に流用している。 問題は、この樹脂チューブを除去しないと融着作業できないこと。
樹脂チューブを取り除くには、適当な位置で切断せねばならない。その際に、誤って内部の光ファイバーを傷付けたら一巻の終わり。 ただし、この写真のように先端数センチの位置で試しに切断し、何とかなりそうとの感触は得ている。幸いにして抗張力用の繊維など余分なモノが入っておらず、樹脂チューブと光ファイバーの間には結構な空間が存在するからだ。
それでも念のため、一回り細い樹脂チューブを挿入して光ファイバーをガードすることにした。だが、途中挿入不能になる。元々のデリバリーファイバーは長さが5メートルもあって、レーザー銃には長過ぎた。それを過去に切り詰める改造やった際に、樹脂チューブを変形させてしまっていたからだ。
危険は承知で、樹脂チューブをいきなり切断。 無事に、除去できた。
筐体に収めるのは、更に面倒。なんでもないようだが、既存ファイバーの下を潜らせたい感じで、そうなるとデリバリーファイバーやらエナメル線やらも、下を潜らせておかねばならない。既存ファイバーともども、折り曲げないよう細心の注意を払いつつ、糸を引っ張りまわすかのような作業。
ところで、最近5ミリぐらいの子ゴキがしばしば目に付くようになって来た。この作業台にも出没する。5ヶ月前に置いたコンバットが、そろそろ効果切れなのかもしれない。一応半年有効と謳われているが。 ゴキブリの消毒はレーザー銃の主要ミッションの1つである。そのレーザー銃がゴキブリの巣になったらギャグなので、くれぐれも注意せねば。
written by higashino [ファイバーレーザー] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]
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