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2015年10月21日(水) 21:04

レジストペン

 内側への引き込みを開始する部分は位置が分かり難いので、後付けの突起を追加。

 固定するのに別の小片を使い、アクリダインを流し込んだらインクが溶けて台紙も接着されてしまった。

 楕円型紙いやポリカーボネイトだが、透明なので行方不明になり易い。だから、線を書き加えてある。

 ちなみに、最小半径は約25ミリである。

 楕円型をアルミにテープ止めしておき、それ以外の部分をレジストペンで黒塗りする。
 外側への引き出し部分は手持ちに便利で、作業性が良くなる。だが、いずれはそこも塗らないといけないわけで・・・

 テープ止めしている3箇所は塗り残しとなるが、最初からエッチングに含む予定である。ここにノギスをあてがって残存厚を確認し、エッチングの進行具合を確認する。

 実のところ、楕円の内側は重要だが外側はマスキング不良でもヒートシンクの機能としては殆ど影響しない。だが、外側までしっかりマスクしておかないと、エッチング面積が増えてしまう。
 エッチング面積は楕円部分+αであり、それほど広くは見えない。だが、問題は深さ。
 通常の基板エッチングでは、0.03ミリ程度の深さまで溶かせば良い。しかし今回は、0.25ミリ前後まで溶かしたい。つまり、見た目の10倍ぐらいのエッチング量がある。アルミの重量にして5グラム前後になるだろう。

 エッチング液に溶け込むことができる対象金属は、想像以上に少量である。液の容量不足が懸念されるため、エッチングされてもされなくても大差ない部分は、エッチングされないようにマスクせねばならない。

 レジストペンを塗り捲っていると、塗り切れるのが不安になる。裏側は全面マスクになるし、他にもう1枚同じものを塗らねばならない。
 そこで、サンハヤトのレジストペンで塗れる面積が記述されていないかと、ネット検索。すると、レジストペンより油性マッキーの方がしっかりとマスクしてくれるぞとの情報を発見。

 マッキーならレジストペンより安いうえに、コンビニでも買える。とはいえコンビニには赤と黒しか置いていない。青がベストらしいが、黒でもそう悪くはなかろう。これで、塗り切れるかどうかは気にしなくて良い。

 油性ペンで塗った部分を触ると、簡単に剥離する。これは昔から良く経験する現象だ。レジスト液の中における耐久性も不安を覚えるので、塗った上からマスキングテープも重ねる。
 これ裏側は完全に真っ黒で、更にマスキングテープで覆ってある。手持ちしても安心。

 内側と外側の引き出し部分は、昨日の工具を1回だけ直線引きし、マスキングを剥がした。

written by higashino [ファイバーレーザー] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]

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