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2015年10月28日(水) 21:22

突出部カバー

 楕円外側の突出部分は、カバーが別パーツ。

 一体化していると、楕円に光ファイバーを巻く際の作業性が悪化しそうだからだ。
 突出部分のカバーは取り付けない状態で光ファイバーを巻き、最後にカバーで挟み込む。

 プランBの難点が、楕円内側と外側の突出部分。
 突出部分には、熱的に最もシビアとなるAFとPFの融着部分が位置する。しかも、その近くには熱伝導グリスを塗ることはできない。だから、いい加減な放熱はできない。ところが、プランBを素直に実行すると、突出部分には0.2ミリ厚のアルミ薄板を0.25ミリ幅で設置するという微妙な構造が必要になる。
 メーカーが精密工作機械を使うならまだしも、DIYでは困難だ。

 そこで、突出部分は例の15回繰り返しの刃物彫りで、アルミ板にミゾを作って光ファイバーをハメたい。しかしこの場合、他の部分とは0.25ミリの段差が発生する。また、スペーサーとなる0.2ミリ厚の楕円アルミ薄板の扱いも、若干厄介だ。
 そのあたり、うまく加工せねばならない。その際のシワ寄せは、融着部分以外に押し付ける。

 ところで昨日の妄想の続きだが、船舶搭載ということであればレーザー兵器は実用化の域に達している。歩兵が手持ちのレーザー銃で敵を焼き殺すというのはまだSFの領域だが、艦載レーザー砲に関しては既に現実の兵器である。米海軍に関しては、レーザー砲もレールガンも大真面目にやっている。
 歩兵用レーザー銃にしても、シロウトがどの程度のモノを作れるかは自分のコレが成功すれば示すことができるだろう。まして米軍なら?
 いまだSFの領域とはいえ、それほど荒唐無稽なSFではなくなっている。

 映画やアニメで良くある舞台設定として、悪党の親玉が無人島を買ってマイ王国を作るというものがある。
 無人島だから、移動手段は船だ。そのような悪党の王国で、船にレーザー砲が隠し持たれているという設定は、案外見かけない。しかしそれは、007の小道具に比べてさえも遥かに実現性が高いリアルな設定である。近いうちに、そういうフィクションを見ることができるかもしれない。
 タイムリーなネタを仕込むなら、拳銃搭載ドローンなんかも良さそうだ。

written by higashino [ファイバーレーザー] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]

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