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2015年11月16日(月) 21:42
実際にやってみると、想定とは異なって適切にねじるのが難しいと判明。ねじってもそれがダイレクトに先端に伝わっていないように「見える」。
そう・・・「見える」のだ。
爪楊枝をねじってモニター画面上でのコアの見え方を調整するのだが、ねじり具合と見え方が相関していない。だから、狙った映像が出現するまで多数回の試行を要する。調整という行為が不可能で、ランダム試行になっちまってる。
しかし良い方の誤算もあり、融着接続機のホルダーを完全に跳ね上げても、光ファイバーは跳ね上がることなく台に寝たまま。粘土細工のねじりホルダーが、いい角度で仕事をしている。そのため、ランダム試行とはいえ1回の試行をかなり気楽に行える。繰り出し量の調整も、簡単だ。
これ通常の融着作業でも邪魔にならない。だからずっとこのままでも構わないのだが、そうすると接続機を持ち運ぶための取っ手に干渉する。実に残念だ。
輝線が2本見えるパターンがベストと想定して開始したが、まず2本線が上下対称に見えるような位置にねじるのが難しい。ちょっと対称からズレているからと爪楊枝をちょっとだけ動かすと、全く別の映像がモニターに出現する。
モニターで観察するにはカバーを閉じねばならず、融着接続機のホルダーは光ファイバーを固定してしまう。つまり、モニターで見ながらねじり調整はできない。
だから・・・微調整できない。だから、ランダム試行になってしまう。
輝線がど真ん中に1本というのが、もう1つの有力パターン。これは、断面8角形の光ファイバーが、最大直径に見える向きから観察している状態に対応していると想像される。
ただ、いずれの場合も光ファイバーの認識がうまく行っていない。
こっちも頑張って試行を重ねるが、これまで滅多に見たことが無い各種エラーのオンパレードだ。
左側のPFにPC出力ファイバーを融着するのは、一発で成功した。
そしてそのPFと、右側のAFは同一メーカーの製品である。AFに対応したPFであると、メーカーが推奨している製品だ。物理的スペックから考えても、適切な調芯と左右の間合いが確保できれば、この中古な融着接続機でも融着は十分に可能なはず。
だが、片方が断面8角形というだけで、徹底的にエラーエラーエラーだ。
幸いにして、何度やり直しても光ファイバーの先端が劣化している感じはない。
こうなったら、事態を把握するためにも試しまくるしかない。
written by higashino [ファイバーレーザー] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]
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