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2015年11月19日(木) 21:44
融着接続機には、非常に多くのメニューが存在する。
これは、一部に過ぎない。
でもって MANUAL ALIGNING という魅力的な文字も見えるが、これをYESに設定しても何が変わったのか分からない。画面にはーM−の表示が追加されるが、スタートボタンを押すと普通に自動動作が開始されるし、どんな操作でマニュアル調芯できるのか不明。
機器の操作方法には、独特の文化がある。
例えばパソコンやスマホを操作する上で、ダブルクリックとかドラッグ&ドロップとかボタン長押しという概念を知らなければ、いくらこねくり回してもまっとうに操作することはできないだろう。
自分は、光ファイバーの世界の、独特の文化を知らない。目の前に実物の接続機が存在しても、何をどうすれば手動調芯し、手動で左右の間合いを調整し、融着のためのプラズマ放電を手動実行できるのかが全く分からない。
パソコンにおけるダブルクリックとかドラッグ&ドロップに相当する、融着接続機の操作文化は何なのか?
PARAMETERS に入ると、光ファイバーの種類ごとに詳細なパラメーターを設定可能になる。
光ファイバーの種類ごとに、異なるパラメーターがプリセットされている。
シングルモードファイバーは、SM0〜SM9までの10種類がプリセットされており、断面8角形以外はSM0で問題なく融着できた。
マルチモードファイバーにはMM0の1種類だけがプリセットされており、励起LDで活躍した。
MM1〜MM9までは、ユーザーが任意にパラメーターをセットできる感じである。
ただし、各パラメーターがどういう意味を持っているかは不明である。
これはパラメーターの1つに入った表示だが、こんな調子で幾つもの画面がある。
例えば FOCUS などは、これでピント調整の範囲を決めているのだろうと推測できる。
だが、IASOS とかこの業界の用語を詳細に知っていなければ見当が付かない。まして、門外漢がこれを見てAとかBとかCとかDとか何を意味するのか分かりっこない。
トリセツに図解があり、そこにAとかBとか記入されているかもしれない。そうなったら、お手上げだ。いや、トリセツに書かれていようがいまいが、どっちにしろお手上げだ。
全部のパラメーターをどうこうではなく、重要な影響を与えそうなパラメーターだけを変化させる。そして、融着接続機の挙動がどう変化するか確認する。これで、何とかしたい。
そこでまず考えたのは、光ファイバーの種類を変えることで、パラメーターがどう変化するかの確認だ。
written by higashino [ファイバーレーザー] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]
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