Top | カテゴリTop | 戻る
2016年1月27日(水) 22:27
すべてのネジがすんなり外れた方は、直線部分が接着され過ぎている。
力ずくで剥がすことはできたものの、この部分の光ファイバーは全壊。再利用できない。 しかも、残った部分は少し顔を出しているだけで、巻きほぐし困難。想定以上に接着剤が侵入していて、下手に引っ張ると破滅しそうだ。
当初の予定では、巻きほぐしてからモナカを開くつもりだった。先にモナカを開けば、20回以上もぐるぐる巻きになっている光ファイバーが一気にほぐれ、収拾付かなくなると懸念したからである。もつれた光ファイバーをほぐすのは、とんでもない手間が掛かるし神経やられる。
しかしモナカの一部が接着されてしまっている。 止むを得ず、先にモナカを開き、接着部分を剥がす。
光ファイバーに熱伝導グリスが付着しているおかげで、懸念された現象は発生しない。 むしろ、ほぐす作業には絶好だ。適度な粘着力でくっついていて、破損の危険を感じない。うっかりテンション与えてしまっても、この状態ならば全体が柔軟に変形し、切れるような力が加わらない。 もう一方のモナカも、先に開くのが良さそうだ。
モナカを開けば、熱伝導グリスでベタベタの光ファイバーを収納しておかねばならない。だったら、もう一方はまだ開かずに放っておくべきだろう。
想定外だったのは、厚さ0.3ミリの楕円薄板スペーサーである。 土台側に接着しておいたのに、フタ側にくっついて分離された。
アラルダイトが熱伝導グリスに混ざると、思った以上に接着力が落ちるようだ。熱伝導グリスの粘着力に負けるほどに。 まあ作業が済んでしまえば接着力ゼロでも問題はないのだが。
written by higashino [ファイバーレーザー] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]
Generated by MySketch GE 1.4.1
Remodelling origin is MySketch 2.7.4