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2016年4月7日(木) 21:35

STM32F4 プロジェクト

 STM32F4 のプロジェクト作成も、やり方をすっかり忘れていると再始動が大変。
 実際、かなり複雑だ。大きなプログラムを無料で作成可能な開発環境として、CooCox を使う。プロジェクト作成では、チップタイプを選んで STM32F407VG まで指定。Discovery に採用されているのが、この型番だ。
 ペリフェラルで、必要な周辺機器ライブラリーを取り込む。

 開発言語は確かにCなのだが、ライブラリーが膨大。これは良くあるパターンで、Cという言語は古くからずっとメジャー言語として生き残っているが、問題はライブラリーである。環境ごとにライブラリーが異なっている。C言語の仕様はほぼ同一で、知識はずっと利用できるのだが、マイコンに書き込むプログラムを作成する場合とプレステエミュレーターをコンパイルする場合では、ライブラリーが別物だ。
 C言語のソースがフリーで公開されているプロジェクトは数多いものの、そこから実行可能プログラムを作成しようとすると、それぞれに適合したコンパイラーやライブラリーを用意せねばならない。大抵の場合、それは容易ではない。
 無事に実行可能ファイルの作成にまで辿り着くのは、苦労しまくるのが常だ。

 それは常に懸念材料で、実行可能ファイルを作成できる環境をキープしておかないと、ソースファイルの寿命が尽きてしまう。
 デジタル記録を行うメディアの互換性やら読み書き可能ドライブの確保やら・・・の問題を思い出す。

 PICは小規模なだけに、最悪手動で何とかすることも可能だろう。だが、PICの場合はプログラムの書き込みを行うハードが特殊である。実行可能ファイルは作成できても、それを書き込めなくなったらアウト。

written by higashino [ファイバーレーザー] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]

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