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2020年3月26日(木) 21:11
PICからDCコンバーターをリモートON/OFFするため、操作用FETを組み立てる。
FETは、K1593である。この手の用途では昔から愛用しているが、ゲート操作を4Vで可能なことなど使い勝手が良く、こればかり使うせいで在庫が無くなってしまった。
いつも鈴商で買っていたが、今でも鈴商以外では入手困難。やむを得ず、鈴商通販を使う。
K1593のソースとゲートの間には、PICが動いていない時にOFFを確約するためのプルダウン抵抗51KΩ。PICに接続するオレンジ色の配線とゲートの間には、電流制限抵抗10KΩ。この抵抗値は大きめなので、5Vを与えてもゲートは4V強にしか上がらない。それでも、K1593には充分だ。
PICからは0.5ミリアンペアぐらいしか消費せず、4並列でドライブしても dsPIC の定格内に収まる。とはいえ4並列するなら、念のためトランジスターで増幅すべきだろう。
第4のDCコンバーターに、リモート操作用FETを取り付ける。K1593のドレインとCNT端子の間は、電流制限抵抗10Ωとなっている。仕様上は、CNT端子をGNDに短絡することでDCコンバーターがONになる。つまり、あまり大きな抵抗値を取り付けてはならない。
入力側に、積層セラミックコンデンサーバンク(大)を取り付ける。
出力側に、OSコンデンサーバンクを取り付ける。
旧電源に実装されてたDCコンバーター(左)も参考に、第4のDCコンバーター(右)に外付けパーツをハンダ付けして行く。
出力側に、積層セラミックコンデンサーバンク(小)を取り付ける。
TRIM端子も、すべて出力電圧可変用にする。
TRIMと−Sの間に510Ωを取り付け、TRIMをDAコンバーターの間に1KΩを取り付ける。これにより、DAコンバーターの出力電圧が3分の1になって、TRIM端子に与えられる。
DAコンバーターは0〜4.095V出力であり、それが3分の1になる。これで、DCコンバーターの出力は29〜48Vあたりまで可変となる。
太い配線は、ほぼ残してある。本実装の際に、流用できる配線は残し、それ以外だけを交換する。
written by higashino [ファイバーレーザー] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]
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