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2020年6月5日(金) 20:46
出力電圧をチェックしてみる。出力短絡で過電流保護が発生しているのであれば、ノイズ以上に激しい電圧変動が発生しているはずだ。
しかし、ノイズが発生する前後で、出力電圧は殆ど変動していない。80Vまでしか表示できないので、出力77Vというのはノイズの上側が隠れて鬱陶しい。
出力電圧はCH1(黄色)であり、CH2(青)はプローブに何も接続していない。オシロの配線に、放射ノイズが乗っている状態である。
プローブのスケールを10分の1に切り替え。これで、系統1と系統2を別々に測定してみる。ノイズの発生タイミングは、2つの系統で同一だ。
次に、系統1だけで、ローサイド(青)と直列後(黄色)の同時測定。これも、ノイズのタイミングは揃っている。どうやら、4つのDCコンバーターのノイズ発生タイミングは、揃っている。これは、発振の類ではない可能性が高い。発振は関連パーツの定数により周波数が変化し、パーツの個体差から周波数はズレるはずだからである。少なくとも、独立した4つのDCコンバーターが完全に揃うなど考えられない。
原因を特定するべく、いろいろ検証している。情報は少しずつ増えているが、犯人は不明のままだ。
written by higashino [ファイバーレーザー] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]
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