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2020年7月14日(火) 21:28

試射

 適当に電圧を掛けて、試射してみる。
 目的は、ハードウェアに大きな欠陥が無いかどうか確認すること。これからじっくり煮詰めるのだが、融着不良とか光ファイバー破損など致命的なミスにより、低出力でいきなり不具合を起こす可能性がある。モノ作りにおいて、初期不良が脅威なのは常識だ。
 そこでまず、手頃な出力で運転し、お話にならない問題は無いだろうと確認しておく。

 久しぶりに電源を引っ張り出し、ダミーダイオードに接続。4〜5A流れるDA設定値を確認。次にプログラムに手を入れ、DA設定値がそこで頭打ちになるようにする。
 最後に、再びダミーダイオードに接続。出力ダイアルを回しても、4〜5A以上は流れなくなることを確認。

 いよいよ、実物のレーザー銃に電源を接続。少しずつ出力ダイアルを回すが、トラブルの雰囲気はない。

 一杯まで出力を上げる。

 ステンレス製のスチールウールを貫通し、パソコン水冷用の銅製ラジエーターで煙を上げる。

 基本的にファイバーレーザーは銅の加工が苦手だが、さすがに黒く塗られた薄い銅板なら溶かしてしまった。

 今度は、壊れたハードディスクに照射。

 普通に、溶けます。

 レーザー装置には、特にトラブル無し。どこかが過熱しているとか煙を上げるとか、そんなことはない。電源も、異音を発したりせず快調。
 これで、論外な不具合は抱えていないだろうと分かった。

 期待の出力まで上げられるかどうかは不明だが、「鉄板撃ち抜けるレーザー銃」は実現できそうだ。試していないが、Gを焼き殺すのは楽勝だろう。

written by higashino [ファイバーレーザー] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]

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