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2020年7月16日(木) 21:27
現在、レーザー銃は予定出力の4〜5割までしか出せないよう制限を掛けてある。
この場合、電圧計が1.5〜2Vあたりを示すような漏洩光があれば最適である。
フォトダイオードをあちこち置いて確認したが、どこもかしこも漏洩光が少な過ぎる。パワーロスが無いという点では素晴らしいのだが、光出力をモニターできずに困る。
唯一実用になりそうなのが、励起用LDの射出部分。光ファイバーの根元は、漏洩光が多い。どうやら、励起用LD出力をモニターするプランBしかないようだ。
試験発振でラジエーター燃やすだけじゃ飽きるので、別のモノを撃ってみる。
ダイソーで売っていた、100円ミラーだ。
端近くに照射すると、ハードディスク同様に明るく輝いて燃えた。更に、熱膨張によるストレスで、ヒビが入った。焦げる音と割れる音が混じり、なかなか衝撃的。これ動画で公開したら、ウケるだろうな。
レーザーで鏡が割れるシーンなんて、一般人は拝んだことがないはずだ。もっと小さな鏡を新品で買って来て、レーザー銃で横一線に切り裂くと面白そう。
レーザー兵器なんて、鏡で反射すれば一石二鳥だろ?という意見は良く聞く。
しかし、鏡で反射できるのは、レーザーポインターなどのオモチャである。兵器級のレーザー相手に、鏡など何の役にも立たない。
ライブの演出に使われるようなレーザーは、鏡で反射させて向きを変えている。あの手の鏡は、使用できるレーザーの出力上限が決められている。100ワットとか反射できるものは、まずない。
ところで、単体で動作確認したフォトダイオードを電源基板に接続したところ、まるで機能しなかった。どうやら、基板流用はうまく行かないようだ。
旧レーザー銃では外付けADコンバーターを使っていたが、新レーザー銃はマイコンのAD入力を使う前提である。データーシートを確認すると、リーク電流が0.5μAぐらい存在する。フォトダイオードの電流は、定格出力で50〜100μA想定である。つまり、光入力が弱い場合、リーク電流に埋もれてしまう。要するに、理論上でも正確な光量取得が難しい。
ならばと旧レーザー銃同様に外付けADコンバーター使うのは、マイコンのピン数が足りない。足りても、通信時間が惜しい。
こうなったら、オペアンプ使った増幅回路も試してみるべきだ。励起用LDにフォトダイオードを取り付ければ、極端な大増幅は必要ないだろう。典型的な回路を流用し、とにかくまずは試してみよう。
written by higashino [ファイバーレーザー] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]
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