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2020年7月28日(火) 21:21

AD変換は悪くない

 ふと思い付いて、光出力モニターの代わりにエネループ2本を接続してみる。

 わざわざ実際のレーザー銃に接続しなくても、AD変換が正常などうか確認するなら電池を接続するだけで分かる。
 2468と表示されているのが結果で、明らかにエネループ2本直列の電圧に合致している。値自体も、そこそこ安定している。ボリュームを回しても、値が動いたりしない。

 意外にも、AD変換には問題無かった。
 だとすると、異常はコネクター絡み?

 エネループを外そうとして、過熱しているのに気付く。しまった!短絡させてしまった!

 爪楊枝を指で押さないと、AD入力の+とGNDが短絡している。つまり、そこに接続したエネループも短絡する!

 ということは、本来の光出力モニターも短絡させてたってことじゃないか。
 オペアンプの出力には100Ωを挟んであるので、破損はしていないはずだ。それでも、明らかな設計上の見落としである。これで計測不良が発生したというのは因果関係が説明できないから無さそうだが、プラグを差さない場合に短絡する仕様は不適切だった。

 基板を取り外し、短絡しないように修正する。
 しかし、新基板は基本的に機能している。だからと言ってエポキシで保護すると流用も修正も困難になるので、パターン面に防湿コーティングを塗るだけにしておく。

 基板を取り外した隙に、筐体の一部を切除。これで、基板を外すことなくプラグを差せるようになった。

 筐体外装に薄板を接着すれば、最終的に穴を塞ぐことはできる。

written by higashino [ファイバーレーザー] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]

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