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2011年6月13日(月) 21:01

1つ以外は完全

 レーザー戦車はこのまま新造コンバーター電源を使う。2つのコイルが導電性のヒートシンクで合体してる問題はあるが、いきなり準本番の動作試験。光出力18ワットの本番用レーザーダイオードの代わりに12ワットのを使い、シャント抵抗は2並列の方を流用。
 12〜13A流れるはずだ。

 旧コンバーターをパスするように配線を付け替え、SENSE配線をシャント抵抗の両側にハンダ付け。

 スイッチを入れた瞬間にコンバーターが壊れる危惧は僅かにあったものの、実際は何事もなくレーザーが動作。だが、1つだけ異常。シャント電位差が0.59Vしかないのだ。0.65V前後にならないと、おかしい。
 このときレーザーダイオードの順方向電圧は1.72Vと計測され、こっちの値は想定内だ。同一の電圧計を使用したのに、シャント電位差との整合性が取れない。計算が合わない。

 暫く照射を続けているとレーザーダイオードの温度が上昇し、それにより順方向電圧が大きくなる。すると、シャント電位差は小さくなる。こっちの現象も想定通りで、時々電源を切りつつ電位差の変化を観察するが全くもって正常な振る舞い。
 値の変動は0.592〜0.586Vに収まっており、期待通りの安定性を見せている。

 コンバーター基板の抵抗値を測定してみる。外付け抵抗は間違いなく1KΩで、所定の場所に接続されているようだ。何もおかしくない。唯一、シャント電位差が小さ過ぎることを除けば。

 電源投入時のシャント電位差をオシロでチェック。ややノイズが目立つものの問題になるほどではなく、値も0.6V弱と合致している。

written by higashino [レーザー戦車] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]

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