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2013年1月18日(金) 21:31
砲身上下ユニットの残存フレームを更に除去すると剛性が低下し、仰角が不安定になる危惧があった。しかし、レーザーポインターを組み込むには選択の余地がないと判明。
いざやってみると、砲身位置の固定には問題ないと思われる。
メカボックスのサポートをする力は無くなるが、側面に厚さ2ミリのポリカーボネイト板を接着するので少しは足しになるだろう。もちろんセメダインPPXの出番。
取り付けはメカボックスの合わせ目になるため、接着によりメカボックスを分解できなくなってしまう。だが、そもそもメカボックスは分解を前提としていない。分解しようとする方が悪い、とも言える。分解できなくなることは、デメリットとみなさない。
どうしても分解するしかない状況に追い込まれたら、強引に剥がして分解するのは可能だろう。レーザーモジュールは、そういうことができなくなったものばかりで困ったが、この接着はそこまで強くないはず。
普及価格帯のレーザーモジュールは、大半が筐体の向きとビームの向きがズレている。そのため、ビームを正面に放出しようと調整すると、筐体を少し斜めに固定せねばならない。これは、接着力を弱くするし、照準を追い込むにも面倒。
それ以前に、円柱の筐体は固定が難しい。
そこで、先にアルミアングルに接着する。これにより、本固定時はアルミアングルの平面で接着可能となる。また、アルミアングルに接着する時点で黒共立の筐体を斜めにしておけば、ビームをアルミアングルと平行に放出されるようにもできる。本固定時の調整が、更に楽になる。
砲身とレーザーポインターは離れていて視差が生じる。だから、ビームは僅かずつ砲身に接近するような向きに調整することになる。それを考慮し、完全な正面から100分の1ラジアンぐらいズラしておく。
アルミアングルは長さ30センチで、一方の端に黒共立モジュールをアラルダイトで接着。もう一方の端にはマスキングテープを貼り、印を付けてある。印が照射されるよう、アラルダイト固化直前に向きを調整。
向きの調整を行ないつつアラルダイトが完全硬化したら、黒共立モジュール部分だけでアルミアングルを切り取る。これにより、平面筐体かつビームが筐体と平行に放出されるモジュールの出来上がりだ。
励起LDを直接ドライブすれば、元の基板を改造する必要などない。しかし、励起LDの足には必ずショットキーバリアダイオードを取り付けておくこと。電源のON/OFFで発生したサージが、致命的になる可能性がゼロではない。条件次第だが。
この黒共立モジュールは5年前に買ったもので、現在の共立電子に関しては情報を持っていない。レーザー関係を国内で買うことなど最近は滅多にないので。
円安は、嬉しくない。
written by higashino [バトルタンク改造Tiger1] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]
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