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2018年9月4日(火) 21:21
上部ボタン類は使用しないため、基板ごと除去して空間を確保する。
基板左右端は振動モーター用の回路なので、切り取って流用する。実装密度が低いため、回路の確認や改造を行い易い。 サージ対策のダイオードとコンデンサーが、ちゃんと実装されている。 あとは増幅用トランジスター1つに、電流制限抵抗2つという極めて分かり易い回路。テスターで確認し、回路を確定させる。あとは、電源とGNDと操作信号の3本を正しい位置にハンダ付けするだけ。
黒GNDと白電源にエネループ2本を接続し、緑にミリアンペア級の電流を流せばモーターが回転する。この振動モーターは3V用で、2.4Vでも動作可能なようだ。 これで、緑線を介してPICからモーターを動作させられるようになった。
反対側も同様に解析し、3本の配線を行う。動作確認するが、モーターの反応が悪い。 緑線のハンダ付け不良だったようで、ハンダ付けし直すと快調に動くようになった。
実装密度が低いと言ってもそれは最近の製品を基準にした場合であり、チップ部品を相手の細かな作業となる。このハンダ付けは、精神をガリガリ削られる。
振動モーターの消費電流は100ミリアンペアも無さそうで、両方同時に動かしてもエネループなら10時間ぐらいもちそうだ。 ワイヤレス・ゲームパッドとして見ると電池寿命が10時間なんて論外であり、振動機能を使用すると電池の持ちが悪くなるという注意書きになるのも分かる。しかしラジコンのプロポの場合、数時間も持てば十分実用的である。
ラジコン車の側が、1時間ぐらいでバッテリー切れを起こすからである。レーシングカーなら、10分以下というのも当たり前。 砲撃で振動機能を使うのは当然だろうけど、ただ走行しているだけでも振動させて構わない。
TWE LITE は2.3〜3.6Vで動作するしPICも8MHzなら完全にその範囲をカバーする。よってこの送信機は、エネループからエボルタまで、あらゆる単三電池を放り込んで使える。
written by higashino [バトルタンク改造Tiger1] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]
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