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2018年9月22日(土) 18:59
MCCでも項目が複雑過ぎて、本当に省力化できているのか疑問に感じる。しかし、設定に矛盾があると情報が表示される。何も表示されないように設定してやれば良い。
最初に困惑したのが、内部クロックを32MHzにする方法。しょうじきクロック32MHzを選ぶだけで、必要な設定をすべて自動的に行って欲しい。 8MHzを選択して、それとは別に×4のPLLを有効にする、という2段構えが必要などというのは、容易に分からない。しかもそれだけでも駄目だ。 INTOSC を選ぶとPLLを有効にできない、という極めて紛らわしい情報が表示される。えっ?内部クロックでは32MHz無理なの?とこれじゃ思ってしまうだろ普通。 オシレーターに INTOSC を選ぶのは当然として、そのうえでシステムクロックに INTOSC ではなく FOSC を選ぶのが正解って・・・パズルじゃあるまいし!
パズルを解きたくないから、MCC使ってるんだよ!
ピンアサインも、MCCの流儀を掴まないと設定できない。RA4をアナログ入力にしようとして、アナログのチェックボックスにマークを入れると警告が出る。 内蔵ペリフェラルのADCを有効にし、そっちでピンを選ぶことで勝手にアナログのチェックボックスにマークが入る。GPIO の項目でアナログに設定できないのであれば、手動操作可能なチェックボックスなど用意するなよ。
文句は山ほどあるが、それでも内蔵ペリフェラルの設定が増えて来るとMCCが断然楽だと実感できて来る。GPIO も ADC も多数の入力を使用するが、差し替え可能かどうか確認する段階では一部ピンしか使用しない。使わないピンはすべて出力に設定しておく。
TWE LITE と通信するための USART は、内蔵クロック 32MHz にすることで 115200ボーの誤差を1%未満に出来る。MCCでは誤差2%以上にならないと警告が出ないものの、内蔵クロック自体に大きな誤差があることを忘れてはならない。
written by higashino [バトルタンク改造Tiger1] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]
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