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2018年9月29日(土) 20:17

VPP 9V化

 AKI-PIC のハードでは、VPPの12.5Vを生成するために、LM317が使用されている。
 これは出力電圧可変なので、抵抗を外付けして機械的に接続・遮断できるようにすれば容易に2電圧出力に改造できる。

 手持ちの4.7KΩを2並列し、元の1.1KΩと並列接続すると出力が9Vに低下した。
 うっかりスイッチ位置を間違えると、PICを壊すかもしれない。本来ならソフト制御で電圧を切り替え可能とし、書き込みソフトからVPP電圧を自動変更すべきである。
 そこまで対応させる余裕が無かったので、Ver 6.80 はお蔵入りになったのかもしれない。

 AKI-PIC は基盤の実装密度が低いので、単なる切り替えスイッチ方式なら改造は容易。

 増設抵抗が切断されている写真の状態では、VPPに元通り12.5Vが供給される。三端子レギュレーターなので、12.5Vを得るには15V電源が必要な次第。

 反対側にスイッチを切り替えると、9V出力になる。

 ある程度の電子工作経験があれば分かるが、ここをいじるだけでVPP供給電圧が切り替わるのは自明に近い。
 VPP以外に12.5Vを必要とする部分がないので、たぶんトランジスターで供給を制御している。そういう回路は、12.5Vが9Vに変わっても問題は生じない。VPPへ通じる電圧だけが変わる。

 AKI-PIC Programmer V4 の Ver 6.73(ソースリストが公開されているやつ)で PIC16F1827 に書き込んでみる。基板は9V化してあり、device6.ini は書き換え済みだ。

 いきなりチップイレースに失敗し、書き込みまで辿り着けなかった。

written by higashino [バトルタンク改造Tiger1] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]

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