だが、その値がおかしい。DB F1 67 72 ってどういうことだ?
内側パケットのヘッダーは、DB A1 のはずだ。ビットずれが発生するにしても A1 が F1 に化けるとは思えないし、そもそも化けたらチェックサムを通らない。更に、4バイト目は送信成否を示すもので、00 か 01 のいずれかである。72 って何だ?
まてよ、もしかして応答メッセージではない謎のデーターを受信したのか?
応答メッセージであれば、内側パケットの長さが4バイトである。試しに、受信バイト数も表示させる。すると、17バイトという意味不明な値が入っている。
そこで、メーカーサイトの「シリアル通信アプリ」情報を隅から隅までチェック。解決した。DB F1 というヘッダーは、モジュール起動時に1回だけ発生する基本情報だったのだ。17バイトというのも、正しい。そして、応答メッセージは停止という設定なので、以降は何も受信できず無限ループだったのだ。
ともあれこれで、TWE LITE との通信も正常であることが確認できた。すべての周辺ペリフェラルの動作が確認できた。これにて、PIC16F18346 への乗り換えは完了だ。数日余分に費やして、めでたく大量のメモリーリソースを手に入れた。あとは、ソフトウェア次第。