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2012年7月12日(木) 21:03

実機の意味は消失

 実験&電子工作に関しては、使える時間がネタの量に比べて圧倒的に少ない。マルイ・バトルタンク改造なども、手が回らず放置してる状態。この状況が変わる見込みはないため、優先度の低いネタを廃棄することにした。問題は、ハードの在庫を伴うネタである。実体のないネタなら廃棄しなくても邪魔にならないが、実体があるネタは部屋のエントロピーを増大させてしまう。
 装置を置く場所がないと実験に支障があるし、パーツを整理する空間がないと製作に支障がある。だから、部屋の大掃除を兼ねて、不急ネタの整理を行なっている。掃除も長期戦である。何ヶ月掛かるか分からない。

 1064nmのバンドパスフィルターも、未だに行方不明のままです。

 不急在庫のうち、万一必要になったら再入手可能なものは処分。もはや不要と見切ったものも処分。本やソフトは最適な場所で売り、ヤフオクも活用。先日のオイルコンデンサー処分もその一環だった。
 そしていま、MSX関係のハード処分に手を付けることになった。

 MSXは、そのうち普通に最高のセットを揃えて趣味で楽しむつもりだった。現在では極めて入手の難しい純正周辺機器も揃っている。だが、実機で楽しむ意味がほぼ無くなっているのに気付いた。
 エミュレーターとか、ワンチップMSXなどの代替ハード。必要になっても大抵はそれで済んでしまうだろう。
 実機の意味も以前は少しだけ存在した。例えばプリンターポート。パラレルポートを利用したI/Oで機器を制御するのに便利。しかし今ではUSB-IOで代用可能。むしろUSB未対応のデメリットがでかい。

 更に、単に古いというだけでない弱点もある。LANに接続できない。これは大変なハンデ。インターネットで使い物にならないだけでも辛いが、LANによるファイル共有すらできないのでは論外もいいところ。個人的定義では、パソコンが過去の遺物か現役かを分ける最後の一線がLANだ。LANに参加できないパソコンは、粗大ゴミである(断言)。
 ※手練手管を動員してハード的に接続できました、はLANが使えるとは言わない。ソフトを含めて普通のユーザーが普通に使えるかどうか。LAN参加は手段であって目的ではない。

 少なくとも、改造せずそのまま使う意味は消失。そこで、MSXと手持ちの周辺機器を接続して一通りの動作を確認。それを楽しんでブログのネタにもした後、すべてヤフオクで売っ払うことに決めた。
 実は分解状態の古い本体が別途在庫として存在する。リセールバリューがないので、これだけは在庫しておく。将来もし改造MSXをやりたくなったら、これを駆り出せば良い。

written by higashino [MSX] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]

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