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2012年7月13日(金) 20:48
実機の電源入れるなんて、何年ぶりだ?
今となっては、画面を出すのも一苦労である。まずは本体に、アナログRGBケーブルを接続。このケーブル自体が、今では容易に入手できない。 入手できても出力は水平同期15.75KHz である。世間のPCモニターの大半は、24KHz〜31.5KHz 以上にしか対応していない。そこで、電波新聞社のアップスキャンコンバーターX-RGB2を使い、31.5KHz で出力。そしてPCモニターに、アナログ15ピンのRGB接続。これも、今や旧信号になりつつある。
外部記憶装置をいっさい接続しない状態でも、内蔵ROMからBASICが起動する。そのため、この時代のパソコンに関して「OSがBASICである」と言われることもある。不正確な言い方ではあるが、実質としては正しい。
MSXにおいて、拡張スロットは特別な意味を持つ。今のPCで言えば、マザーボード上の拡張スロットとUSB端子を兼用したようなシロモノである。しかも、IDEコネクター等もない。マウスやジョイスティックやプリンターは専用端子を持つが、それ以外のあらゆる周辺機器は拡張スロットに挿して使う。 だから、拡張スロットが2つでは全く足りない。しかし恐ろしいことに、MSX全盛時代は1つしか持たない機種も結構あったのだ。
当時のパソコンはFDが標準的な外部記憶装置で、コピーの都合など考えるとFDDが2台ないと使い物にならない感覚があった。しかしMSXは特別で、FDDは1台でいいからスロットは絶対に2つ必要という機種。そこを知らずにハマった思い出。 そこで活躍するのが増設スロット。しかしUSBハブ同様、拡張を介すると動かない周辺機器もあった。それに何より、激しく嵩張る。でかい、重い。これで1+4スロットにして、ようやくかろうじて実用になるかどうか。
ゲームソフト等は先行してかなり売り払ったので、取り合えずRタイプで動作確認。
A1-GT の後方スロットにEX-4を挿し込み、EX-4にゲームカセットを挿し込む。結果、4つのどこに挿しても無事にゲームが起動した。
written by higashino [MSX] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]
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