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2006年9月9日(土) 19:46
制御基板を取り外し、パターン面のチェック。どこかに接続漏れがあったりするかもしれない。
見たところ、残念ながら怪しい部分は無い。こんな部品点数の少ない基板にそうしばしば失敗が紛れ込む訳ないよなぁ・・・
気分は医者。 移植手術である。仮組みの基板は正常に動作していたのだから、基板を交換すれば原因の切り分けが出来る。 正常と思われる部分には出来るだけ影響を与えず、基板だけをそっくり入れ替える。血管や神経に相当する配線を確実につなぎ直す。
医者は高度な知識だけでなくメスを握ってオペの能力も要求される。趣味の電子工作も同様であり、知識だけでなくハンダゴテを握って工作の能力も要求される。それが無ければ何も作れない。 実際にあれこれ自ら工作して経験を積んだことがないのでは、オペ経験の無い医者みたいなものだ。
「手術」に失敗しても人命が失われる訳じゃないのだから、もっと気楽に工作したい。ただし、不注意により患者ならぬ自分を殺してしまう可能性はある。結構危険を伴う実験もあるので油断は禁物。
544ジュール電解もコネクターをラジコン仕様にした。400V程度であれば絶縁に不安は無い。そして、汎用コネクターでコンデンサー電極のショートも行う。ショート用端子を外さないと充電器も付けられないので、もう外し忘れはない。
さて、完動するはずの仮組み基板を装備して動作させてみた。 一瞬で14V程度に充電され、何も起きない。これは移植手術の失敗か!?
コンデンサー充電器はかなり良いところまで出来ているのだが・・・ 並行してもう1つ組んでみることにした。電流制限を3Aから6Aにすると性能が大幅アップした。しかし6Aから9Aにしても大して向上しなかった。となれば更に小さなチョークコイルで7〜8A制限で実用的な性能を出せるかもしれない。 10A・80μHというコイルを試してみたい。
written by higashino [パルスレーザー] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]
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