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2009年12月25日(金) 22:11
YAGレーザーは目に見えないため、ビームの位置は取り敢えず燃やして確認する。レール間に挿入出来るように切って、黒いフロッピーを使う。
どうやらタネ火レーザーの筐体とキッチリ平行に放出されているようだ。実際スペック的にはそうなっているし組み込む側もそう期待する。 だが、自前で共振器を構成すると想像すれば、筐体と完全平行にビームを出すのはそう簡単とは思えない。共振させることを優先させ共振波の向きはその次ってことになりそうだ。
ビームエキスパンダーの出口には、13ミリの大型ワッシャーがジャストフィット。外径32ミリで厚さ2ミリのステンレス製。 内面にヤスリ掛けして鏡面反射を防ぎ、更にオートウエルドを薄くコーティングする。
エキスパンダー側は、端の黒塗装を剥がしておく。
ビームエキスパンダーの先端を増幅器に押しつけるように設置し、内径14ミリのOリングで漏洩光を防ぐ。
増幅器側の形状はこのような組み立てを行うのに理想的で、恐らく自分がやろうとしているようなことをみんなやろうとするからメーカーが想定して便宜を図っているのだろう。 レーザー装置では安全面から光路を完全密閉するのが重要で、組み込み(OEM)用途と称して販売されているパーツはちゃんと考えられている。
written by higashino [パルスレーザー] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]
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