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2010年1月8日(金) 21:01

悪運は続く

 結晶オープンの断熱材はポリエステルの吸音材をメインに使うがこれは柔らかい。結晶ホルダーを高い剛性で固定出来ず、レーザー銃の振動で結晶の向きが振動してしまう。
 だが補助的に何かで支えようとすれば素材次第で断熱性能が落ちる。150度でも余裕を持って使える素材でなくてはならないのが難しい。

 そこで、園芸用の軽石を試すことにした。石焼き芋ではないが石は保温性にすぐれそこそこ断熱なイメージがある。内部に空気を大量に抱えている軽石であれば、剛性の高い断熱材として使えるのではないか?
 もしそれなりに断熱効果があれば、オートウエルドと混ぜ合わせて断熱セメントな接着剤として結晶ホルダーの土台に使いたい。

木の板の上にハイドロボールをばらまき、結晶ホルダーが隠れる程度に埋めてみた。
 これで前回同様に通電して温度変化(サーミスターの抵抗変化)を調べる。

 結果は、まるで駄目。
 空中に設置した場合よりも遙かに温度が上がらない。5分連続で加熱しても、100〜110度にしかならない。ハイドロボールは断熱材というより放熱器として働いている。
 別の方法を試さねばなるまい。

 ポリエステルを直方体に切り出し、側面にオートウエルドを塗り付ける。これが硬化すれば使えそうな剛性になると期待。

 これで断熱性を試してみる。土台は熱伝導の良いアルミ板で厚さ1.5ミリ。
 硬化まで一晩寝かせる必要がある。

written by higashino [パルスレーザー] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]

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