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2010年1月12日(火) 21:17

冶具完成

自分で切断した部分は当然ながら加工精度が落ちるので、元の板端であった手前側の直線を向きの基準として使う。

 結晶台の幅は70ミリ。結晶の幅が3ミリ。ということは結晶の両側に33.5ミリずつの幅が残る計算だ。これを正確に出すため、3センチ角のアクリル板を両サイドにエポキシ接着。30分硬化の間に、ノギスで測定しつつ正確な位置に追い込んで行く。

 剛性のあるステンレスシャフト太さ3ミリを両側のアクリル板にあてがい、挟み込むように真鍮3ミリ角を接着。

 もっと左右の間合いを広くした方が精度を出し易そうに感じるが、そうでもない。太さ3ミリというレベルでは、真鍮はもちろんステンレス棒でもかなり曲がるのだ。とてもじゃないが0.1ミリの精度なんて無理だと、実物を一見すれば分かる。

 向き角の精度は、左右の間合いが広いほど出し易い。しかしそれは比例関係でしかない。これに対して剛性は、左右の間合いの3乗に比例する。棒がちょっと長くなれば大きく剛性を低下させるのだ。従って、精度の主たる制約条件が剛性の方である場合は、間合いの狭い方が正確な工作となる。

 結晶ホルダーからダミー結晶を取り外し、3ミリ角の真鍮棒をセット。これを冶具にハメると、結晶ホルダーが所定の位置に宙吊りとなる。
 この状態で、周囲の断熱材を組み立てて接着し固めてしまうのだ。

written by higashino [パルスレーザー] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]

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