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2010年1月20日(水) 22:30
細い緑がM67743Lに接続する高周波出力なんだけど、数センチ引き回すことになり不安。周囲ではNHK-FMに妨害が入るかもしれない。
赤LEDは単にPICの動作確認用。
1秒ごとに点滅させ、ちゃんと20MHzのクロックが入っているかどうか調べる。
PICの無限ループは167クロック。うち1クロックだけ出力Lで、残りはHだ。処理時間には余裕があるので、ループ内であれこれ処理することも可能。
これでも一応しばらくの間は実験で使い続ける予定なので、放熱土台に穴を開けてスペーサーを固定する。
これを作動させると99%以上の期間は音響光学素子をドライブするので、放熱板は暖まった。これまではその状態だとYAGレーザーは発振しなかった。しかし今度は発振した。焦点距離が約10センチのレンズで集光すると、サンドペーパーに穴が開いた。しかし金属板に傷を付けることは出来ない。
金属加工レーザーはもっと焦点距離の短いレンズを使って、0.1ミリ以下のスポットに集光させる。焦点距離が数ミリという顕微鏡の対物レンズを使う場合もある。
もちろん、平均出力10キロワット級の大型加工機なら別だ。
30KHzでパルス発振していることを直接確認。これはセンサーにTPS601Aを使っている。コイルガンのハイサイドドライバーでも問題になったが、光が消えてもすぐには電荷が抜けないためOFF時のスイッチングが異様に遅くなる。波形の戻りがダラダラしているのはレーザー発振がダラダラ続いているのではなく、簡易センサーの特性だと思われる。しかしこれを修正すると、波形がうまく捉えられない可能性がある。仕様上の発光時間は15ナノ秒程度しかない。
ONも一瞬では変化していないが、601Aの反応時間が2マイクロ秒だからそれにピタリと合っている。レーザー光ではなく601Aの測定やってるようなものだ
(^_^;)
いずれにしろ、QCW発振しているのは間違いない。現状でピーク出力は恐らく1キロワット前後。
QCW発振しないと共振器外SHGは使い物にならないと思われるので、山の1つは超えた。だが、M67743Lの発熱は思っていたより大きく、10分ぐらいで熱暴走する。この糞寒いのに!
恐らく必要以上の出力が出ている。消費電流を調べた上で、M67743Lの手前にアッテネーターを入れるべきだと思われる。
written by higashino [パルスレーザー] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]
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