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2010年1月24日(日) 19:17
温度を検出するためのA/D変換では、分圧比の検出だけが問題となる。従って、電圧リファレンスとサーミスターユニットに与える電源を共通にすることで電源電圧変動の影響をキャンセル出来る。
当初の予定ではPIC電源と共通に使おうとしていたが、更に精度を出すために別電源とすることにした。 PIC16F88を外部リファレンスモードで使い、その共通電源のために三端子レギュレーターを専用に設置。消費電力は1ミリアンペア程度でしかも負荷変動は殆どないため、非常に安定するはずだ。
サーミスターと直列する分圧用抵抗は、高精度の金属泊抵抗を使う。三端子と背中合わせにくっついている水色のがソレで、2KΩ。絶対精度よりも、温度変化に強いのが魅力。
裏側の配線は液晶ディスプレイ関係のせいで複雑化している。
配線中に配線ミスに気付くことしばしば。短絡も多発し修正に追われた。やることの原理は単純極まりないのに、基板の製作がそれに対応しないややこしさ。
消費電流は0.5アンペア以下と想定される。 ACアダプターは12ボルト1アンペアのものを使い、ヒューズも1アンペアだ。このユニットは防湿庫モードとして無人運転されるため、ヒューズはじめ安全機構は省略出来ない。
ただし結晶自体は超メジャーで代替品の入手は容易(でも高価)なので、場合によっては加熱せず乾燥剤と一緒に密閉して待機させるオプションもある。
基板が2階建てだが、下の基板は単なる床板として使われている。
written by higashino [パルスレーザー] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]
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