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2010年2月7日(日) 19:02
何はともあれ次の目標であるSHG変換試験に向けて、必要な製作を行う。 集光レンズの保持方法にかなり悩んだのだが、ほぼ構想が固まった。ジャンクパーツを漁って使えそうな筐体を探し出す。穴の直径が26ミリ弱で、1インチ光学系を収めるのにピッタリだ。
固定のために水道管パーツを利用。残念ながら水道管関係の標準は26ミリのようで、僅かコンマ数ミリの違いにより差し込めない。
一回り細いパーツを使い、固定金具は少し削ってハメようと考える。だが、1インチのレンズは側面から差し込むことは出来ず、正面の穴から落とし込まねばならない。下手な構造にすると、二度と取り出せなくなる。 別に取り出せなくても良いという考えはあるが、それも製作に成功すればこそだ。以前失敗した薄ディスク共振器のパーツを流用しようとして、接着を外せず流用不能になっていていま泣きを見ている。
レンズ1枚でも、レーザー用はそこらの市販品とは隔絶したシロモノである。取り出し不能にしてしまうのは、相当な決心が必要だ。
エアガンのピストンヘッドではない。
ジャンクパーツだが土台の部分をくりぬき、水道管パーツを通せる穴にする。 ↑写真のパーツのフタになる。高さ37ミリなのでセンターまでは18.5ミリ。これにステンレスの足を取り付けると厚さ2ミリが加算され、20.5ミリとなる。レーザー光軸の中心は高さ20ミリ強だから、そのまま取り付けて調整可能範囲に収まる計算だ。
レンズは3方向から支える。
1方向は真下であり、ビームエキスパンダー固定金具を製作した要領でステンレス板にスペーサーをハンダ付けする。 残る2方向のための穴を開け、接着に備えて表面塗装を剥がしておく。アルミだからハンダ付けできない。
穴の位置がズレてしまったが、後から何とか辻褄合わせるしかない。
written by higashino [パルスレーザー] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]
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